冨田 聡
計画・開発グループ係長
2001年4月入社 茨城県出身
趣味はスノーボード、サッカー、バドミントン、ゴルフなど。オフの日には、家族との時間を大切にすることを心がけているという。
セブンイレブンで毎週発売される新商品が問題なく生産できるよう約4~5週間前からテストを行い、それぞれの商品に合った条件(冷生地の解凍、ホイロ条件、焼成条件、加工方法等)を見つけ出すことが、現在の私の仕事です。
セブンイレブンでは毎週平均して2~3種類、年間トータルでは100種類以上のパンが新発売されます。自分が手がけたこれほど多くの商品をお客様に提供できることは、私にとって非常にうれしく光栄なことで、これが仕事をする上での醍醐味にもなっているのです。
当社で作るパンにはすべて、それを開発した会社から送られてくる作業マニュアルのような『規格書』があります。基本的にはそれを基に商品を作っていくのですが、私たちは常に「もっと」「より」ということを意識します。
「どうやったら、もっと良い商品になるのか?」「この作業はこうした方がより効率が良いのではないか?」といった風に、常により良い方法を模索しているのです。
近年では、東日本大震災の発生後に福島県の方々に私たちのパンを送ることができたこと、大雪で交通が寸断されてしまった山梨県の方々のためにヘリコプターでパンを送ったことなどが印象に残っています。これらは鳥山社長を始めとした会社側の迅速な判断によって実施されたことですが、こうした場面に遭遇すると「リバティーフーズという会社にいて良かった」とつくづく思います。
この会社に入って、さまざまな人との出会いがありました。入社直後は仕事にまったく慣れることができず、「会社を辞めてしまおうか」と思った時期もありましたが、それでも辞めないで続けてこられたのは同期の仲間がいたから。みんなと協力して日々の仕事をこなし、充実した毎日が過ごせたから、今の自分があるのだと思っています。
今後の目標として掲げているのは、サッカーでいえば「オールラウンダー」になることです。そのために、工場のことはすべて把握できほどの知識を身につけたいですね。
My Weekly Schedule
- その週に発売される新製品が滞りなく生産されているかを確認
- 自社で開発する新商品のテストなどを行う
- 会議で提案する自社開発製品のサンプルの製作補助
- 東京で会議に出席
- 会議に提出したサンプル品の改良作業などをこなす
- 休日
- 休日
家族を持ったことで、
さまざまな意識が変わった!
自分で自分を変えようと思ったのは、2010年に結婚したことがきっかけでした。結婚をして翌年には子供も生まれたのですが、自分で奥さんと子供のふたりを支えていかなくてはならないという責任感を実感し、仕事も今まで以上にしっかりとやらなければと意識を新たにしたのです。また、自分が家族を持ったことで、それまで忘れかけていた親への感謝の気持ちもよみがえってきました。